新型コペンローブSの冬の雪道を走行した乗り心地をレビュー!

コペンの雪道(轍)は厳しい 

新型コペンローブS(mt)が納車されて初めての冬を迎えます。

季節は1月下旬の真冬。

ここ最近、0度近い外を歩けば冷たい北風が肌に突き刺さるような厳しい寒さの日が続いている福井県ですが、今年は例年通りか、もしくはやや多いかな、思えるくらい雪が積りました。

新型コペンローブSの冬の雪道を走行

ご覧の通り、辺り一面真っ白で、道路は雪で埋め尽くされています。(圧雪路)

除雪が行き届いている場所であればコペンも問題なく走ってくれるのですが、

中には、轍(わだち)が目立つ部分も。

びっくりするのは、意外と交通量のかなり多い市街地でも意外と除雪が行き届いていない箇所があるということです。上の画像は私の車庫の前の様子なのですが、これくらいの轍(5cm程度)であれば、いくら最低地上高の低い(=11cm)新型コペンでも、ボディーの底を擦ることなく楽に走ってくれます。

なので、

「これくらいの積雪だったら、市街地ドライブは余裕だろうな〜。よし、悪天候が続いて最近コペンでドライブしていないから、久しぶりにコペンドライブしてみよう」

と市街地の方に向かってみると、途中で明らかにボディー底を擦るような轍が残っていたり、お腹を擦るまではいかなくとも、ガタガタの道が続いて、すごい車の渋滞ができていたり。この前など、普段なら10分程度で抜けられるような市街地の道が、雪の悪路による想定外の渋滞で、抜けるのに40分もかかったという笑えないこともありました。

福井県もだいぶ雪が積もって、

  • 上の画像で紹介したような綺麗な圧雪路
  • 深い轍が残っている道
  • 雪は積もっていないが、シャーベット状のウェットな路面状態
  • 轍の高さは低いけれど、ガタガタの道
  • 凍結して霜が降りているような夜間の道
  • 外気温 -3度の中オープンで走行してみた感想

冬の様々な条件の元でコペンを走らせてみた感想、コペンの乗り心地をレビューしてみたいと思います。

ちなみに、私は冬用スタッドレスタイヤとして「ダンロップ Wintermaxx01 165/65R14 」を装着しています。

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雪国のコペンの冬は物理的にも心理的にも厳しい

結論から言いますと、冬の雪国のコペンは運転していて「憂鬱な気分」になります。

といいますのも、先程も書きましたとおり、雪が積もっていても圧雪路のような綺麗に平坦にならされている道であれば問題ないどころか、むしろそのような道をずっとドライブすることは、雪国ならではの風情を感じる感動的な楽しみの1つです。

ただ、現実としては、雪道はたいてい轍ができていたり、ガタガタしていたりが多い。

そいういった道を避けて通れば問題ないのかもしれませんが、事前に「あの道は路面状態が悪い」というのが分かっていれば避けることができますが、前述のように交通量の多い市街地でも意外と除雪が行き届いていない道があり、車の長蛇の列ができてしまっている。

そんな状態の路面につかまってしまったら最期。

  • ボディー底を擦りながら走る
  • ガタガタと路面の突き上げが苦しい

物理的にも心理的にも厳しい(=憂鬱になる)とはこのことです。

ボディー底を擦る

新型コペンローブSの冬の雪道

ボディーの底を擦ることに関しましては

  • コペンはずっと綺麗に乗りたくて、ボディーを擦ることには抵抗がある
  • コペンで泥んこになるまで思い出を作りたい(=雪でボディーを擦ろうがスタックしようがそれもコペンとのいい思い出)

という2つの捉え方ができると思います。

現に、北海道や東北など、福井県よりもはるかに本格的な雪国でコペンを冬に乗られている方もいらっしゃいますから、そのような方は当然、雪道でコペンを走らせることのリスクを承知の上で乗られていると思いますから、タイプとしては後者になるのでしょう。

ちなみに私は前者のタイプで、やはり「ボディーに傷ができたり」「コペンにラリーカーのような振動を与える」というのは抵抗を感じてしまいます。だから、雪道のコペンは憂鬱を感じてしまうのです。

これは各オーナー様のポリシーによると思いますので、特に雪国にお住まいの方でコペンをこれから購入しようと検討されている方は、あなたがどちらのタイプに当てはまるのかがポイントだと思います。

もし私のようなタイプであれば、やはりコペンはセカンドカーとしての付き合い方がベストなのではないかと。ただ、冬の雪道の弊害を除けば、コペンはファーストカーとしても十分魅力的な車だと思いますよ。実際私も、雪がひどい時以外は、ここ最近コペンローブSばかりに乗っています。

ボディー底を擦らない対策としては?

ボディーの底を「なるべく」擦らない為の対策として、私はあえて轍(わだち)を走るのではなく、轍の間の盛り上がった部分を踏みながら走るようにしています。そうすることで、ボディー中心部は、できるだけ積雪の低いポイントを通過できるような感じで、ボディーを擦るリスクが軽減されるように思います。

雪道の突き上げは苦痛

コペンを1度でも乗られた方であれば、コペンの足回りは、割と「乗り心地が硬めのセッティングがされている」と感じられたと思います。純正の16インチタイヤで少し街を走らせても、路面のちょっとした凸凹やコンクリートの継ぎ目を拾いますよね?

新型コペンローブSの冬の雪道を走行

その硬い足回りセッティングの新型コペンを、画像のような凹凸どころがガタガタの道を走らせたらどういう乗り心地になるのか、容易に想像できるかと思います。

正直、乗り心地は最悪です。

ただ、凸凹を踏んで、車が路面から跳ねる感覚はなく、しっかり路面にタイヤが接地しながらも、振動が体、ハンドルに伝わってくるといった感じですね。「接地感」そういった面では安心感があります。

安心感があるとはいっても、渋滞に捕まってしまうと、このような路面からの激しい突き上げが続くので、本来であれば避けたい環境ではありますね。

スタック経験は?

スタック(=立ち往生)経験は、今の所ありません。

というより、明らかにスタックすることが予想される時にはコペンを走らせることはありません。ただ、北海道、東北など、本格的な雪国のコペンオーナー様は、やはりコペンのスタックに悩まされている方も多いようです。

スタックとは違いますが、「ガタガタした雪道で車の渋滞ができて、止まっては進んでを繰り返すような状況」において、タイヤがスピンしないかどうか心配していましたが、それに関しては特に問題はなかったです。

コペンはお尻が軽い?

新型コペンローブSの車の純正エンブレム剥がし

コペンは2シーターなので、ルーフをクローズで走行した状態ですと、お尻(トランク周り)が軽く、「雪道ではお尻を振りやすく安定しない」とよくネットで書かれているのを拝見したことがありますが、私の印象としましては、まったくそのような感じはありません。

  • 夜間の凍結した路面
  • シャーベット状のウェット
  • 圧雪路での急ブレーキテスト
  • 交差点などのコーナリング

など、冬の路面でも安定して走行できていると思います。特に雪道だからお尻を振られるといった現象には未だ遭遇したことはありません。急ブレーキをかけても一般的な車と大差ない印象です。雪国のコペンオーナー様の中には、冬期間だけトランクにオモリを積んで走行されている方もいらっしゃるようですが。

対向車のはねた水が飛んでくる

冬の道路はどうしても「ウェット」な状態になりがち。

対向車とすれ違うと、対向車がはねた水がコペンに飛んできます。コペンは車高が低いので、そのような路面状態の時にオープンにして走っていると、水が車内に浸入してくることも。

コペンは真冬にオープンにできる?

旧型コペンのタイヤサイズは新型コペンに適合する

「オープンカーは冬の乗り物」

と言われますが、まさにその通りで、シートヒーターと暖房をフル活用すれば、冬でも快適なオープンエアードライブを楽しむことができます。実際、冬の快晴の日に、冬特有の澄んだ空気の中をオープンでドライブするのは気持ちいいものです。

オープンカーならではの新世界ですね。

ただ、実際のところ、真冬でも外気温がどの程度までならコペンでオープンドライブができるのか気になるところではありませんか?

私も以前からそれがずっと気になっていて、今年初めてコペンローブSが納車されて以来の冬を迎えたわけですが、想像以上に、コペンの暖房やシートヒーターは強力でした。

外気温0度でも平気です。

「これくらい暖かいのであれば、むしろ真冬でもTシャツ1枚で乗っても寒くないのではないか?」

と思えてきたので、実際、

  • 時期は1月下旬
  • 外気温マイナス3度の深夜
  • 雪がチラホラ舞っている
  • 服装はTシャツ1枚のみ

という条件の元、真冬にコペンをオープンにして走ると体感温度はどう感じるのか、寒くないのか、ということを検証してみました。その検証結果の記事はこちらにまとめてありますので、興味のある方はご覧ください。
>> オープンカーで冬の夜(気温 -3度)ドライブをTシャツでしたら寒いか検証してみた

まとめ

コペンローブS(mt)が納車されて以来、初めての冬を迎え、実際に様々な条件の雪道を走行してみて、

  • 雪国でコペンは無謀なのか?
  • 冬の雪道でコペンを走らせた場合の乗り心地

ということを、実体験を元にレビューしてみました。

「車を傷つけたくないタイプ」の私の結論としましては、コペンは少なくとも雪が路面に残っている状態で乗る車ではない、と改めて思います。心理的にも物理的にも。

心理的負担が増えてしまうとそれだけで運転の楽しみも半減してしまうので、やはりコペンは路面状態に何の不安もない、安心して走れる道路で、オープンにして気持よくドライブを楽しみたいです。

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