冬ですね。
少し早めにコペンローブSを冬用のスタッドレスタイヤに交換しました。冬用のスタッドレスタイヤは、純正の16インチサマータイヤから14インチホイールにインチダウン。扁平率も50→65と高くなり、ホイールが小さくなって、ゴム厚が大きくなる分、シャープなデザインが、ちょっともっさりした感じに。
スタッドレスタイヤ交換前

スタッドレスタイヤ交換後

でも、冬の雪道のような、ガタガタの道路状況には、扁平率の高い14インチタイヤのほうが、純正16インチでは乗り心地がゴツゴツしているコペンローブSにとってはクッション性があって乗り心地がいいかも?
さて、コペンオーナーの皆様は、もうスタッドレスタイヤへの交換は終えましたか?

コペンのトランクを開けて、トランクのフロアをめくると、こんな感じで、車載ジャッキや、ジャッキハンドルが格納されています。
ディーラーさんの話によると、最近は新車で車を買っても、車載ジャッキがついていない車が増えてきているようですね。理由を聞いたら、自分でタイヤ交換せずに、ディーラーやガソリンスタンドでお金を払ってタイヤ交換してもらう人が多くなっているのだとか。
タイヤ交換は1本あたり、1000円〜1500円くらいしますよね? 4本で約4000円。年2回冬と春に交換するとなると8000円。タイヤ交換するだけに8000円が高いか安いかは個人の価値観の問題だと思いますが。
でも、もし、
「自分でタイヤ交換ができるかどうか不安。自分でタイヤ交換したら走ってる時にタイヤが外れないか心配」
こんな理由で、やむを得なくタイヤ交換をディーラーやガソリンスタンドに依頼しているとしたら、是非1度自分でタイヤ交換にチャレンジしてみてくださいね。タイヤ交換は30分もあれば終わるので。
また、自分でタイヤ交換すると、車への愛着もわきますし、道路を走っていてタイヤがパンクして、スペアタイヤに自分で変えないといけなくなった場合でも、焦らずに対応できるので、知識として知っておいたほうが役に立ちますよ。(コペンはスペアタイヤがないんですけどね。)
目次
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自分でするタイヤ交換 やり方と手順
用意するもの
- 交換するスタッドレスタイヤ
- ジャッキ
- レンチ
タイヤ交換に必要な道具はこれだけ。
ジャッキは、コペンに標準でついている車載ジャッキ(パンタグラフジャッキ)でもいいのですが、

パンタグラフジャッキは、車体をジャッキアップする時にぐるぐる回さないといけないので面倒で時間がかかります。


油圧式なので、ジャッキについている棒を上下に動かすだけで、少ない力で早くジャッキアップできますよ。力が必要ないので女性でも簡単にジャッキアップできます。(ジャッキアップにかかる時間は15秒くらい?) 画像のフロアジャッキは、オートバックスで購入した「エマーソン油圧式ジャッキ」ですが、楽天やアマゾンなど通販でも購入することができます。

この黒い凹型の受け皿を、コペンのジャッキアップポイントにはめるわけですが、この受け皿は別売りです。だから、もし油圧式ジャッキを購入する場合は、「ジャッキ本体+黒い受け皿」の2つをセットで購入してください。
1.交換するスタッドレスタイヤを配置

交換するスタッドレスタイヤを、それぞれ4本のタイヤの横に設置しましょう。
今回交換予定の冬用タイヤは、「ダンロップのWinterMax01」
コペンに適合する14インチホイールやスタッドレスタイヤのサイズが知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
>> 新型コペン・ローブSの冬用タイヤを14インチにインチダウン!適合ホイール
2.ジャッキアップポイントを確認
この画像は、コペンローブSの車体の下からのぞいた時の画像

コペンの各タイヤの10cmくらい横を下からのぞくと、画像のような「くぼみのある部分」が見つかると思います。この部分をジャッキアップポイントといって、この2つのくぼみの間に、車載ジャッキや、先ほど紹介した油圧ジャッキを当てます。
3.ジャッキアップポイントにジャッキを当てる
この黒い受け皿を、


先ほど紹介したジャッキアップポイント(くぼみとくぼみの間)に当てて、車体をジャッキアップする準備完了です。
ちなみに、画像のタイヤの下に木の板をかませてあるのが分かると思いますが、これは、画像のようにジャッキを入れてみたけど、ジャッキの先端が車のボディーに当たって、うまく入らなかったからです。
ジャッキが入らない場合は、写真のように、板でもなんでもいいので、モノをタイヤの下に敷くことで、ジャッキがジャッキアップポイントにスムーズに入る高さを確保できますよ!
4.タイヤのナットをゆるめる
クロスレンチ(十字レンチ)

コペンに標準装備のレンチを使ってもいいですが、クロスレンチを使ったほうが、力が入りやすいし、ナットに対して均等に力が加わるので、ホイールに傷がつく心配がなくて安心です。

ナットに対して、クロスレンチを画像のようにさして、クロスレンチの左右の水平部分をハンドルかわりに手で握って、半時計回りに回します。ここでは、完全にナットを外すのではなく、ナットがトレない程度にゆるめるのが目的。(4つのナットを全部ゆるめる)
ちなみに、コペンのナットサイズは21mmです。
5.車体を持ち上げる(ジャッキアップ)
ジャッキアップポイントに、ジャッキのくぼみを合わせて


油圧式ジャッキなので、棒を上下に動かすだけで、力を入れることなく簡単にジャッキアップできますよ!
6.ナットを外して交換用のスタッドレスタイヤを装着

さっき、ゆるめたナットを完全に外して、今まではいていたタイヤを取ります。

私の乗っているコペンは、ローブSなので、ビルシュタイン・ショックアブソーバー(黄色いパーツ)が標準装備されています。なので、乗り心地はやや硬めです。

スタッドレスタイヤに交換。
まだ、ジャッキを降ろさないでくださいね。ジャッキアップしたままの状態で、さっきのクロスレンチを使って、ナットをしめられるだけしめます。(仮止め) 仮止めができたら、ジャッキをおろしましょう。
6.ナットを完全にしめる(本じめ)

タイヤが地面に接地したら、クロスレンチで、ナットのゆるみがないように締めます。(本じめ)
これでタイヤ交換は終了! 簡単ですよね?
タイヤは1本でも、結構重いので、女性が1人でタイヤ交換する時には、タイヤを運ぶ時に腰を痛めたりとか、バランスを崩したりしないように気をつけてくださいね。
今回使用した道具はどこで購入できるのか
免許取り立ての方だと、まだ車のタイヤ交換にどの道具を選んでいいのかよくわからないと思うので、今回タイヤ交換に使った道具のリンクを紹介します。
これらの道具は、自分でタイヤ交換をする方であれば、毎年必ず2回は使うものなので、1度揃えておけば何年もずっと使えますし、車載ジャッキと比較すると作業効率が格段にアップするので、タイヤ交換が楽ですよ。
まとめ
コペンローブSを14インチスタッドレスタイヤに交換!
コペン純正タイヤの16インチから、14インチスタッドレスタイヤになりましたが、ワダチあり、でこぼこありの道路コンディションの悪い冬は、扁平率の高い14インチタイヤのほうが、クッション性があって乗り心地はいいかもしれませんね。コペンは乗り心地がやや硬いですから。
コペンを14インチタイヤにインチダウンした時の、乗り心地が16インチタイヤと比較してどう違うのか気になっている方もいらっしゃると思います。新しく14インチタイヤに履き替えたコペンローブSの乗り心地などの走行レビューは、また改めてしますね。
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