なぜ冬のオープンカーは寒くないのか?オープンカー乗りが理由を解説します

オープンカーは冬寒い

あなたは真冬に街で車を運転している時に、「屋根を全開に開けているオープンカーに乗っている人」を見かけたことはありませんか?

また、冬にオープンカーを乗っている人を見て、

  • 外はこんなに寒いのに、屋根を全開にして、あの人大丈夫?
  • 冬にオープンにして、あの人は、そこまでして目立ちたいのかな?
  • 本当は痩せ我慢しているんじゃないの?
  • 雨とか雪が降ってきたら、屋根はどうするつもりなんだろう?濡れたまま走るのかな?

なんて思ったことはありませんか?

私はコペンローブSというオープンカーに乗っていますが

他にも国産オープンカーで有名で街でもよく見かけるオープンカーといいますと「マツダ・ロードスター」があると思います。


出典: グーネット

さて、当ブログでは、主に

  • コペンオーナー様
  • コペンをこれから購入しようと考えていらっしゃる方

向けに、記事を書いていますが、今回は、オープンカーに乗ったことがない方で、冒頭にも少し触れましたが「冬のオープンカーは寒くないのか?」と疑問に感じている方に向けて記事を書いています。

結論から言いますと、冬でもオープンカーはまったく寒くないのです。それどころか、おそらく一般的な屋根付きの車よりも快適なのです。少なくとも、私が今まで乗ってきた屋根付きの車よりもはるかに冬のオープンカーの方が気持ちいいと実感できています。

たとえば、以前、1月下旬の外気温 -3度の夜に「Tシャツ1枚」でオープンドライブをするとどうなるのか
>> オープンカーで冬の夜(気温 -3度)ドライブをTシャツでしたら寒いか検証してみた

という検証をしてみました。

今回は、「冬のオープンカーに対する誤解」を解くべく、実際に、なぜオープンカーは真冬の寒い日に屋根を全開にしても寒くないのか、その理由と、オープンカーの内部装備を画像付きで解説したいと思います。

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オープンカーの中はどうなっているのか?

まずは、

  • 「冬でも寒くない」というオープンカーの中が気になる
  • 冬でも寒くないように何か特殊な装備があるのでは?

と気になる方もいらっしゃると思いますので、私が乗っているオープンカー(コペンローブS)の内部を紹介。

la400kコペンにハンドルカバーを装着 ハンドルカバーサイズは

コペンローブSの中は、こんな風になっています。

ナビ・オーディオがついていて、エアコン吹き出し口があって、メーターがあって・・・

見た目は一般的な車とまったく変わらない装備です。というか同じです。でも寒くないのです。不思議ですよね?

では、「オープンカーがなぜ冬でも寒くないのか」、その秘密をもっと具体的に見ていきます。

強力な暖房、シートヒーター完備

暖房

まずは、暖房(エアコン)から。

新型コペンローブSの内装デザインをレビュー

画像中央の「TEMP」と書かれているツマミを回すことで温度調節可能。MAX温度は32度以上。エアコン吹き出し口に手を当て続けると(運転中にちょうどハンドルを握る右手が吹き出し口の熱風に当たり続ける)熱いと感じるくらいの熱風がでてきます。

暖房は

  • インパネのエアコン吹き出し口3つ
  • 運転席の足元(ふくらはぎと足のつま先)

合計5箇所から吹き出しています。

新型コペンローブSの内装デザインをレビュー

シートヒーター

そしてシートヒーター。

新型コペンローブSの内装デザインをレビュー

コペンのシートには運転席・助手席ともにシートヒーターが内蔵されていて、画像のシートヒータースイッチを押すと、約1分後には、お尻と背中がじんわり温まってきます。

コペンのシートヒーターの座り心地は、まるで家庭の電気カーペットに座っているような感覚。熱くもなくぬるくもなく、快適な温度。

ちなみに、冒頭に紹介したマツダ・ロードスターは、グレードによっては、シートヒーターが内蔵されていないグレードがあるのですが、コペンの場合は、ローブ、セロ、エクスプレイ+旧型コペンの全グレードで寒い冬のオープンエアードライブには欠かせないシートヒータが標準装備です。

窓を上げることで、熱を逃しにくくなる

冬のオープンカーは、基本的に運転席と助手席のサイドウィンドウを上にあげて走ります。

冬のオープンカードライブレビュー

こうすることで、

  • 走行時の冷たい風が車内に侵入してくるのを防ぐ
  • エアコンから出てきた熱を逃しにくくする

という効果があります。

実際に、この状態で冬に走っているとどういう感覚になるのかといいますと、「顔が温風の壁のようなもので包まれている」という例えが一番近いのではないかと思います。

また、あなたも経験があるかもしれませんが、冬に温風に当たり続けてくると、だるくなったり、気分が悪くなったりすることってありませんか? オープンカーは屋根が開いているので、ちょうど頭の頭頂部付近はわずかに風が入ってきます。

これによって、顔付近を包んでいる温風と、頭上を通過する冷気が絶妙にミックスされて、ちょうどいい温度に自然調整されます。ちょうど、冬に暖房が効きすぎて暑くなりすぎた室内に換気のため、外部から冷気を取り入れる時に感じるあの心地よさに似ています。

冬のオープンカードライブレビュー

ちなみに、冬でも太陽が出ていて腫れている時は、サイドウィンドウを下げてドライブしてもまったく寒くありません。もちろん、シートヒーターと暖房はMAXで活用しますが。

雨や雪が突然降ってきたら屋根はどうするの?

オープンカーというと「屋根がついていない車」と勘違いされている方がたまにいらっしゃいますが、オープンカーは「いつでもオープンにできる車」であって、屋根はちゃんと付いています。

その屋根はどこに格納されているのかといいますと、「トランクの中」です。

実際にコペンのルーフを開閉するシーンはこちらの動画をお楽しみください。

コペンの場合、屋根はこちらのスイッチを長押ししますと、電動で手軽に開閉できます。コペンのルーフ開閉に必要な時間は約20秒です。急な雨や雪が降ってきても安心。

コペン ルーフオープンの開け方新型コペンローブS試乗

ルーフを締めた時のオープンカーは、たいていクーペ型のデザインをしています。

服装の工夫

あなたは「冬のオープンカーの服装」というと、どんな恰好をイメージしますか?

大抵の方は、

  • 分厚いダウンジャケットを羽織って、その中に何枚も着こむ
  • マフラーや手袋、ニット帽など、とにかくなるべく肌を露出しないような重装備

このような印象をお持ちではないでしょうか?

もちろん、中にはそのような重装備で冬のオープンドライブを楽しんでいらっしゃる方もいらっしゃいますし、実際、着こめば着こむほど寒さは感じなくなりますし、温かいです。

でも、実は、春や秋に着るような薄着(極端にいうと、薄い長袖のシャツ1枚)でも寒さは感じないのです。理由は、先程から述べた通り。とにかく、冬のオープンカーの車内は暖かいです。

ちなみに、予想以上に薄着でも冬のオープンドライブを快適に楽しめるので、

「もしかして、これだけ暖かいならTシャツ1枚でも寒くないのでは?」

と思ったので、実験的に真冬の外気温マイナス3度の夜に、Tシャツ1枚で30分ほどオープンドライブをテストしてみました。その時の検証記事はこちらにまとめてあります。
>> オープンカーで冬の夜(気温 -3度)ドライブをTシャツでしたら寒いか検証してみた

もちろん興味本位で実験してみただけなので、普段はもちろんやりませんが。

冬のオープンカードライブを更に快適に楽しむための防寒対策としては、

オープンカーの冬の防寒対策にドライビンググローブを購入

ドライビンググローブ

オープンカー 冬のネックウォーマー

ネックウォーマー

オープンカーの冬用ドライブにニット帽子を購入

ニット帽

などの各種アイテムを用います。

この中でも、最も効果のある防寒対策は「ネックウォーマー」です。

首には血流量の多い太い動脈が走っているので、首を温めてあげることで、血液の放熱を防ぐことができ、体感温度がグッと高まります。

まとめ

気温が0度近い、真冬の寒い日に屋根を全開にしてドライブしているオープンカーは、どうして寒くないのか?

あなたがこれまで抱えていた疑問はすっきりしましたでしょうか?

オープンカーは、風の気流を計算尽くされた上で設計されているので、一昔前のオープンカーであればいざしらず、現代のオープンカーは屋根を開けていても、風が侵入しにくい仕組みになっています。

さらに、強力な暖房(エアコン)やシートヒーターも完備ということで、車内は冬でもぽかぽかで快適。

「オープンカーは冬の乗り物」

とはこのことです。

真冬に街でルーフを全開にして走行しているオープンカーを見かけたら、「あ〜オープンドライブを楽しんでるのね。気持ちよさそう」という程度に思っていただければと思います。

私を含め、冬に屋根を開けてドライブしているオープンカー乗りの方は、決して、「痩せ我慢」や「目立ちたい」といった理由のために屋根を開けているわけではなく、ただ単に「冬のオープンドライブが気持ちいい」から屋根を開けて走っているだけです。本当に、まるでゲレンデでスノーボードやスキーを楽しんでいるような感覚ですよ。

この記事を読んでいただいた方が、オープンカーに対する疑問がすっきりしたり、または、自分もオープンカーに乗りたくなってきた、など、オープンカーに興味を持っていただけたなら幸いです。

また、「オープンカーってこんな時はどうするの?」など、オープンカーについてもっと詳しく知りたい方がいらっしゃれば、どんな素朴な疑問でも結構ですので、お気軽にコメントください。

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